こんにちは、鹿児島市、天文館、美容室フランソアの萩原です。
3D(立体)カットは普通のカットと何が違うの?とお客様に聞かれます。
それはですね、例えると
3D(立体)カットは特許理論による独特のカット技法によって習字の筆の様な切り口が生まれます。
この切り口が鋭角な隙間(緑の矢印)を作ります。
そして、カットされた髪が頭皮に沿って下に降りた時、この切り口と隙間が毛量をコントロールしてボリュームを出したり、おさえたりし、また骨格を補正したり生え癖をコントロールしたりします。
しかもスタイルを切りながら同時進行でこれらのコントロールをしていきますから、乾かすだけでスタイルになるんですよ。
習字の筆はしなやかで弾力がありますが、3D(立体)カットは回数を重ねるごとに頭にたくさんその筆が出来てくるようなものと想像して下さい(^^)
さらに長い筆、短い筆、細い筆、太い筆とスタイルや骨格、毛流、毛量に合わせて切り分けていきますから
回数を重ねる程にますます扱いやすくなり髪質も何故か良い方に変わってきます。
一方、普通のカットは絵画の筆に例えるとわかり易いのですが、切り口がきれいにそろいます。
もしこの状態からいろんなコントロールをするとなると、一般的にはチョップやスライシング等といったカット技法やソギ鋏を使ってコントロールします。
しかし、これらを多用すると髪がスカスカになり易く、髪に弾力がなくなったり、日が経つにつれ髪が広がったりしてヘアスタイルがまとまりにくくなってきます。
スキ鋏で出来た隙間は角が出来(赤い矢印)この角のある隙間が時間の経過と共に髪を広がらせ、まとまらない原因の一つになるんです。
ですから、スキ鋏の入った髪を3D(立体)カットされる場合は3回位は続けて通って下さるようにお願いしています。
それはスキ鋏の後遺症(赤い矢印)となる角のある隙間が3回位カットするとかなりなくなり、同時に習字の筆の数が増えてまとまり易くなってくるからです。
如何でしょう、おわかり頂けましたか?
但し、これは少しでもおわかり頂くための、かなりアバウトなたとえ話という事はご理解くださいね。
3D(立体)カットはキュビズムカットの創始者、神戸、夙川、「アンヌ美容室」の田中孝典先生が世界5か国で特許取得している画期的なカット技術です。